効果的な勉強法!20代と50代は全くの別物

最近、「○○の勉強法」という本をよく目にします。

自己啓発が重要視される時代、老若男女、よく売れているのでしょう。私もよく立ち読みします。

今回は、勉強法の本について、少し考えてみたいと思います。

20代の勉強法

勉強法の本は、20代の人が書くものと50代の人が書くものは、全くの別物になります。

20代の人が書く勉強法に関する本は、基本的にインプット中心のノウハウが多くなります。

「イメージと関連づけて覚えましょう。」とか「問題集から手をつけましょう。」とか「出題者の意図を汲み取りましょう。」とか。

これらはすべて、何らかの試験に合格するための攻略法の類になります。

受験生や資格試験を受験するときには重宝すると思います。

このため「東大」とか「偏差値」とか「弁護士」とかをタイトルにつけると本の売上が上がる傾向にあります。

50代の勉強法

しかし、同じ勉強法だからといって、この本を50代の人が購入すると、何か違和感を感じるのではないでしょうか。

それは、20代と50代とでは、求められるスキルが異なり、勉強法が根本的に異なるものだからです。

50代の人はインプット中心の勉強をすることは少ないと思われます。今までの経験をベースとして、知識を組み立て、外部に情報発信する必要があるからです。他人が作った問題を解けるレベルではそうはいきません。その領域で若手と戦っていると、恐らく敗北濃厚でしょう。

50代にもなると、新聞の記事を読んで、理解して終わり!ではなく、その記事を読んで自分なりの考えを加え、他人に語ることができるようになる必要があります。そこには自分の思想や哲学、経験も関わってくるでしょう。

新聞やニュースを批判的に聞くことも重要です。

「本当なのだろうか?」
「ちがうと思うなぁ。」
「こういった視点もあるのでは。」

そして、情報を発信できるようになると、頭の中が整理されていることになりますので、インプットもおのずと効率的になってきます。不思議なことに、ポイントを抑えて、物事を捉えるようになってくるのです。

アウトプットの量に比例して、インプット、つまり吸収力が高まってくるような気がしています。

しかし、20代の人はアウトプットの前に、まず、さまざまな知識や経験をしていかなければならないので、まずはインプットです。

このように、20代と50代とでは、勉強法が根本的に異なるのです。

最近、若手社員と熟練社員の間に溝があると言われています。

20代の人は、50代の人の思想や哲学を敬い、逆に、50代の人は、20代の人の情報の感受性や流行に耳を貸してこそ、良好なコミュニケーションが可能になってくるのではないでしょうか。

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