リスクのない金融商品!普通預金と定期預金とは?

今回は、ほぼリスクのない金融商品である商品を紹介していきたいと思います。

言い換えると、金融商品を評価する3要素(収益性、安全性、流動性)のうち、安全性が最高級のものになります。

このため、収益性と流動性のバランスをみていくことになります。

普通預金(通常貯金)とは

普通預金は、銀行が提供してくれる個人の財布のような預金のことを言います。

今は低金利時代の真っ只中にあり、金利が0.001%なので、税金が引かれた後は、0.0008%の利息しかつきません。100万円預けても、1年後に10円(手取りは8円)しか増えないことになります。振込やATM時間外引き出しの手数料のほうが圧倒的に高くなっているのが現状です。

それでも、手元に大量のお金を置いておくよりも、なんとなく安全なので、銀行の普通預金に預けている人が多いのだと思います。

ガスや電気などの料金を普通預金口座から自動で引き落とすこともできるので、この口座をひとつ持っているだけで、お金の管理が容易になるメリットはあります。

ちなみに、銀行の場合は「普通預金」と呼んでいますが、ゆうちょ銀行の場合は「通常貯金」と呼んでいます。

これまでは、普通預金よりも通常貯金のほうが、若干、高めの金利を維持していたのですが、2017年末時点においては、銀行とほぼ同じ水準である0.001%に落ち着いています。

このように、三大メガバンク(三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行)を中心とするさまざまな銀行では、低金利となっていますが、0.01%から0.02%の高い金利の普通預金を扱っている銀行もあります。

これがネット銀行になります。具体的には、楽天銀行やジャパンネット銀行のことを指しています。大手銀行の10倍の金利をつけることができるのは、インターネットに特化し、固定費を徹底的に削減していることがなせる技なのでしょう。

定期預金とは

定期預金は、お金を貯めるための預金です。普通預金よりも金利は高いですが、一定期間、お金を引き出すことができません。どうしても、お金が必要になった場合は、中途解約することもできますが、ペナルティとして金利が下がってしまいます。

金融商品の評価3要素でみると、定期預金は、普通預金よりも収益性が高く、流動性が低い商品ということになります。

収益性が高いとはいっても、三大メガバンクで提示している定期預金の金利は0.01%程度です。100万円預けても、1年後に100円(手取りは80円)しか増えないことになります。しかも、1年間、引き出すことはできません。

先ほどの普通預金では、1年後に8円。定期預金は80円。この差である72円が、引き出すことの価値であると言い換えることもできます。

定期預金には、預け入れる期間が設定されており、さまざまな商品があります。2週間といった短期間の商品もあれば、1年とか3年といった中長期の商品もあります。もちろん、期間が長いほど、金利は高くなります。

また、金額が大きくなると、大口定期預金といって、特別の金利が設定されている商品もあります。

預け入れ期間が長かったり、金額が大きくなってくると、金利の種類を無視できなくなります。当初の金利が満期まで続く固定金利と、半年ごとに金利を見直していく変動金利を選択することになります。

少し複雑になりますが、預けたお金にだけ利息のつく単利型の商品と、元本とついた利息の合計に対してさらに利息がつく複利型の商品に分類することもできます。

ちなみに、銀行の場合は、定期預金と呼んでいますが、ゆうちょ銀行は定額貯金と呼んでいます。

昔、私が学生だった頃は、ゆうちょ銀行は郵便局でした。その頃、私はよく定額貯金を利用していました。この商品は半年間預ければ、いつでも引き出すことが可能なので、半年過ぎれば、通常貯金(普通預金)の便利さと定額貯金(定期預金)の金利の双方のメリットを享受することができたのです。しかも、定額貯金の金利は概ね3%を超えていました。今思えば、いい時代でした。(その分、借りる側は悲惨でしたが。)

ファイナンシャルプラン上は、普通預金は普段の生活費を入れておき、余ったお金を定期預金にしましょう!となるのですが、最近は収益性に差がありません。1年で72円の差なので、もう少しリスクをとってもいいのではないかと思います。

MRFとは

MRFとは、銀行やゆうちょ銀行ではなく、証券会社が取り扱う普通預金のようなものです。

普通預金や通常貯金は、元本保証(1000万円とその利息分)がありましたが、MRFには元本保証がありません。その代わり、利回りが高く設定されているのです。

…と言いたいところなんですが、最近は、利回りが高くありません。

あくまで株式や投資信託をする予備のお金を寝かせておくための場所だと言えるでしょう。ただ、元本保証がなくてもよいのであれば、銀行の普通預金よりも収益性は若干高いので、利用価値はあると思います。

理想の預け先

財布がわりとして、普通預金口座を活用するのはアリだと思います。しかし、今の低金利時代、収益性を、定期預金やMRFに頼るのは非常に厳しいと言えるでしょう。

72の法則(意味はこちら)に当てはめると、100万円を定期預金に預けて、2倍になる時間は、7200年です。気が遠くなる時間が必要になります。収益性はほぼゼロといっても過言ではありません。

しかも、今の時代は、デフレ社会です。物価が高くなっていくインフレ時代がやってくると、お金の価値が下がっていくことは目に見えています。タンスに持っているだけでお金の価値がなくなっていくのです。その点、不動産などのモノが力を発揮する日は近いのかもしれません。

いずれにしても、安全性と流動性が非常に高い普通預金を軸として、自分に合った収益性商品(株式、債券、不動産…)を見出していくことが重要なのではないかと思います。

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