フロー型ビジネスとストック型ビジネスのちがいについて

ビジネスで収益を上げる方法には、次の2つのタイプがあります。

「フロー型」と「ストック型」です。

今回は、この2つのタイプのビジネスについて、見ていきたいと思います。

フロー型とストック型のちがい

フロー型の収益とは、流動的な収入のことを指しています。

都度、仕事をするモデルなので、常に新規のクライアントを探し続けなければなりません。

フロー型ビジネスの例としては、会社での仕事やアルバイトなどを挙げることができます。

これらは、仕事があれば忙しくなりますが、仕事がなければ暇になり、収入はゼロになってしまいます。

これに対し、ストック型の収益とは、固定的な収入のことを指しています。

こちらは、1度、クライアントを確保すると、そこから定期的に収入を得ることができます。

ストック型ビジネスの例としては、顧問契約や不動産投資による収入などが該当します。

一度契約すれば、継続的に収益をあげることができます。場合によっては、不労収入の場合もあります。

理想の収益構造

ビジネスを成功させるためには、事業のどこかに、うまくストック型ビジネスを組み込むようにして、売上の読める経営をすることが重要です。

「安定して収入が入る」ということは、金融機関などに予定通りに返済していくための大きな強みとなるからです。

ただ、ストック型収入を確保するためには、それなりの仕組みを構築しなければなりません。

ブログで安定収益を得たければ、資産としての、魅力的な集客記事を配置しなければなりませんし、不動産投資であれば、いい物件を購入しておかなければなりません。

ただ、一度だけ仕組みを作ってしまえば、後は、継続的に収益が発生するので、力を入れる必要があります。

以前、私は、家計を節約するためには、変動費よりも固定費を削減しましょうと紹介しました。
節約よりも収入向上

変動費よりも、固定費のほうが、削減効果が大きいからです。

収益構造はこの逆だと考えていただければ、分かりやすいかと思います。

変動収益よりも、固定収益のほうが、収益構造が安定し、経営リスクが小さくなるためです。

以前、外資系のコンサルティング会社に勤めていたときの話です。

コンサルティング部隊の中に、Aチーム(仮)とBチーム(仮)がありました。

Aチームは組織プレイを重視し、トップマネジメントがクライアントの上層部と太いパイプをもっていました。大きな額ではありませんでしたが、常に何らかの仕事をいただいている状況でした。

一方、Bチームは、個人プレイを重視し、各人の営業・受注状況がチームの収益状況に、そのまま反映される構造でした。各人が大きな金額の受注を狙うため、当たれば大きいですが、鳴かず飛ばずの時期もありました。

このような中、世間はリーマンショックに見舞われ、我々コンサルタントに仕事を依頼する企業が大きく減った時期がありました。企業も全く余裕がなかったのです。クライアントの悲鳴とともに、我々コンサルタントも悲鳴をあげることになりました。

このとき、仕事の全くなくなったBチームは破綻してしまいました。

Bチームのメンバーは、それぞれ別の世界に旅立つことを余儀なくされたのです。

対照的に、Aチームは、安いながらも、継続収入があったため、チーム自体の解散の危機は免れました。

私は、そのときの状況を横目で見ていて、ストック型収入の重要性を肌で感じ取りました。

ましてや、個人事業主やプライベートカンパニーで事業を行う場合は、ストック型収入の有無は死活問題となってきます。

ストック型ビジネスは、一度、しっかりとした仕組みを作ってしまえば、安定した収益を計算することができます。

私は、このストック型収入を得るために、日々、収益装置を構築していくことにパワーを注ぎ続けていますし、今後も努力していきたいと考えています。

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