アルバイトから学んだこと!思い出を振り返る!

今回は、私の学生時代を振り返ってみて、そこから学んだことを紹介したいと思います。

一人暮らしで学んだこと

 
その昔、大阪府堺市の泉北高速鉄道の泉ヶ丘駅近くに「ヤングタウン」と呼ばれる古い学生用アパートがありました。私は大学生になるやいなや、この「ヤングタウン」に入居を申し込みました。共同トイレに共同風呂。家賃は1万2000円。自分で振り込みしていたので金額はよく覚えています。こんなところには誰も住まないだろう、という物件でした。

私は当時、「自分一人のアルバイト代と奨学金だけで家賃や光熱費を支払い、自分の力で大学の単位をとって卒業する」という目標をたてました。大学に依存したくなかったのかもしれません。単に一人暮らしを堪能したかったのかもしれません。本当の理由は、今でもはっきりとしません。ただひとつ、賃貸不動産というものに、強いあこがれや興味があり、それをヤングタウンに見立てていたことだけは事実です。

現在、この「ヤングタウン」は既になくなり、その跡地には、大学が新しく建築されています。今思えば、「ヤングタウン」は、稼ぐ楽しさ、不動産やファイナンシャルプランに対する興味を教えてくれた、私にとっては、忘れられない思い出の地となっています。ボロボロの建物でしたが、今でも非常に感謝しています。

家庭教師から学んだこと

大学生の定番である家庭教師のアルバイト。家庭教師は、時間給が高かったので、アルバイト収入のベースとして6年間継続させました。全部で10人近くの中高校生を教えていたと思います。

特に、大学受験を浪人したある男子生徒については、非常に気が合い、彼が大学に合格した後にも連絡を取り合う仲になっていました。彼と相性がよかったのは、私が一方的に話をするのではなく、彼の質問に私が答える形式で、一緒にじっくりと考える方法で進めたからだと思います。場合によっては、1問だけで2時間を消費することもありました。彼の思考回路は、私の思考パターンと近づいてくるのが、みるみるわかりました。彼は、関西の有名私立大学を次々と突破した後、地元の名門国公立大学へ進学することができました。特に、私が担当していた数学では、ある私立大学の入学試験で、ほぼ満点の成績がとれた、という話を聞いて、とても嬉しかったのを、今でも覚えています。

私はこの家庭教師のアルバイトを通じて、プッシュ型ではなくプル型で考える姿勢、つまり、考えることに加えて、考えさせることの重要性を身にしみて実感しました。

ガソリンスタンドのアルバイトで学んだこと

今は、低コストのセルフガソリンスタンドが主流ですが、昔は有人でガソリンをいれるサービスステーションが主流でした。

私はアルバイトとして、カードのポイントをつけたり、景品を渡したり、ガソリンや軽油をいれたり、タイヤの空気圧調整をしたり、いろいろな仕事をこなしました。夜の21時から働き始め、朝の9時まで12時間近く働きました。労働規制が厳しくなった昨今、こんなシフト、可能なのかどうか分かりませんが、私はとにかくモチベーションが高く、よく働いていた気がします。お客さんと話をするのも楽しかった記憶があります。「危険物取扱者乙4類」という資格も取得して、当時の時間給を1000円から1200円に上げることにも成功しました。

ただ、ある晩、怖いお兄さん達にガソリンスタンドの景品をむちゃくちゃにされ、軽油を引っかけられるトラブルに遭遇しました。この事件を機に、こんな危険なところでは仕事できないと悟り、アルバイトを辞めることにしました。

対人対話力を含め、人生経験としては、とても成長させてもらったガソリンスタンドでしたが、最後は、心ない怖いお兄さん達のせいで、寂しい結末となりました。ただ、このときの、さまざまなお客さんへとっていた臨機応変な対応・コミュニケーションが、後のコンサルティングに活かせているような気がしてなりません。

IT系専門学校の非常勤講師で学んだこと

家庭教師は、個人に対するコミュニケーションでしたが、専門学校や塾の先生はプレゼンテーション能力がすべてでした。私はそれまで、人前でお話しをする機会など、殆どありませんでしたが、この非常勤講師を経験することで、プレゼンテーション能力を飛躍的につけさせてもらったような気がします。

最初の頃はひどいものでした。私は「通信ネットワーク」という科目の講師をしていたのですが、自信のない箇所は早口となり、自分でも何を説明しているのか分からなくなる時がよくありました。自信のある箇所は、くどいようにしゃべっていることもありました。これでは、生徒もついてこないことはすぐに分かります。現に、生徒からの評価も最初は並以下でした。

ただ、授業をプレゼンテーションの練習として継続していくうちに、生徒がどこに興味があるのか、どのように話をしたら伝わりやすいのか、なんとなくコツがつかめてきました。そうなってきたら、私も授業をすることが楽しくなり、生徒からの評価もぐんぐん上がっていきました。生徒と雑談をする余裕もでてきたのを覚えています。

この専門学校の非常勤講師という経験は、私の貴重な職歴としてもカウントされました。プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力に加えて、通信ネットワークや情報処理試験講座といったIT分野の知識もつけさせてもらい、個人的には、かなりステップアップしたと思っています。このアルバイトを経験したかどうかで、社会人になってからの成長が、全然ちがっていたと確信しています。

以上、私のアルバイトの思い出を振り返ってきましたが、あなた自身もまた、さまざまな経験をしてきていると思います。その経験と、現在のあなたが、どのようにリンクされているのか、一度、じっくりと考えてみてはいかがでしょうか。

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