意外と忘れがちな自動車保険の仕組みを理解しよう!

私はよく自動車を運転します。

大阪に住んでいるとはいえ、田舎のほうに住んでいるので、自動車が欠かせないのです。

私の自宅から最寄りの駅までは、自動車で約30分ほどかかります。

2018年時点で、徒歩圏内にスーパーもないため、買い物には、いつも自動車を使っています。

私にとって、自動車は贅沢品ではなく、必需品なのです。

しかし、自動車を使うことはあっても、その保険内容については、意外と忘れがちになっている人も多いのではないでしょうか?

対人やら対物やら、自動車を買ったときに、一度は聞いているはずだと思いますが、細かい話はなかなか覚えられません。

事故を起こしたときに、困らないように、自動車保険について、改めて、見ておきたいと思います。

自賠責保険

すべての自動車(バイク含む)で加入が義務付けられている自賠責保険

もしも、この保険に加入していないと、

「50万円以下の罰金、または1年以下の懲役」に加え、

「違反点数6点で免許停止処分」となってしまいます。

特に、バイクには車検がないので、更新もれにはご注意ください。

さて、自賠責保険には、以下のような支払限度額があります。

・死亡による損害
最高3000万円

・後遺障害による損害
常時介護のとき、最高4000万円
随時介護のとき、最高3000万円
上記以外のとき、最高3000万円

・傷害による損害
最高120万円

・死亡するまでの傷害による損害
最高120万円

この補償内容を見て、

「最高3000万円も補償があるのなら、自賠責保険だけで安心じゃないか。」

と思った人もいるかもしれません。

ところが、よく見ると、自賠責保険はすべて、「人」に関係するものばかりであることに気づきます。

自賠責保険は被害者救済のための公的な保険なので、「対人」に特化した補償を扱っています。このため「対物」の補償はありません。

つまり、車をぶつけて相手の車に損害を与えた場合、自賠責保険にしか入っていないと、賠償金はすべて自腹ということになります。

電車やら家屋、ガードレールなど、モノを壊してしまうと、結構な損害額となります。

これをカバーするためには、自賠責保険の他に、民間の自動車保険に加入する必要があります。

対物だけでなく、対人も、自賠責保険で賄われる3000万円を超えるケースがほとんどです。

自分がどれだけ安全運転をしていても、事故を100%回避することは難しく、巻き込まれるリスクもあります。

このため、民間の自動車保険には、必ず加入しておく必要があると思います。

民間の自動車保険

民間の自動車保険は、一般的に、下記の保険がパッケージ化された形で販売されています。

・他人の身体のための保険
・対人賠償保険

・他人のモノのための補償
・対物賠償保険

・自分の身体のための補償
・人身傷害補償保険
・搭乗者傷害保険
・無保険者傷害保険
・自損事故保険

・自分の車のための補償
・車両保険

これらの保険を組み合わせたものが民間の自動車保険と呼ばれているものになります。

古い車だから車両保険をのぞいたり、保険料を安くするために、対人と対物だけ加入する、といったことも可能です。

ここでひとつ注意すべき点があります。

「自分の身体のための補償」が多いことが分かりますよね。

実は、人身傷害補償保険は、結構、新しい保険であり、守備範囲がとても広いものとなっています。

このため、もともとあった搭乗者傷害保険や自損事故保険と重複する部分が多くなってきました。

このため、実際の契約では、人身傷害補償保険をつけることを優先して、もともとあった保険を省くケースが多くなってきています。

特に、人身傷害補償保険と搭乗者傷害保険のちがいについては、よく議論されます。

人身傷害補償保険では、示談交渉を待たずに、過失割合に関係なく治療費の実費を受けとれるメリットがあります。つまり、実際の損害を支払うことが基本になっています。

これに対して、搭乗者傷害保険では、ケガなどを定額で補償し、保険金の受け取りは示談成立後になることがポイントです。

また、無保険者傷害保険は、本来なら相手から賠償してもらうべき場合に、相手がちゃんと対人賠償保険に入っていなくてお金を支払えないケースや、対人賠償保険に入っていてもその額が不足しているケースに、自分の保険からお金を受け取れる仕組みです。対人賠償保険に自動付帯されています。

最近の自動車保険はロードサービスもとても充実しています。

これは何度お世話になっても、保険料には関係ありませんので、その点も考慮して、よりよいオプションを検討する必要があります。

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