総額35万円で学位が取得でき、半永久的に学生の身分を維持できる方法

2017年8月。私は放送大学教養学部(社会と産業コース)を卒業することができました。

卒業までにかかった費用は、およそ35万円、要した時間は10年にも及びました。

逆に言えば、私は44歳であるにもかかわらず、学生の身分を10年間、継続していたことになります。この社会、学生であれば、いろいろと都合のいいことがあるので、私はこの先もさらに放送大学に在籍しようと考えています。ここでは、学生であるがゆえに享受できるメリットをいくつか紹介します。

放送大学のメリット

学位がとれる

たとえ通信制の大学とはいえ、放送大学は日本の私立大学としてきちんと認められています。このため、128単位を取得すると、「教養学士」の学位を取得することができます。会社員であることと並行して、4年生大学の卒業の証を手にいれることができるのです。私は他大学も卒業しており、3年生から編入することができたため、64単位(32科目)を取得するだけで学位を取得することができました。

1年生から入学する場合は128単位(64科目)の取得が必要ですが、コツコツとがんばっていけば、必ず卒業することができます。ちなみに、放送大学は1年生入学の場合は10年間、3年生編入の場合は6年間、在籍することが可能です。しかし、在籍期間を過ぎても、再入学することができ、取得した単位は保存されますので、時間を気にすることなく、自己啓発に励むことができます。(私も再入学卒業者のひとりでした。)

入学試験がない

放送大学には普通の大学のように入学試験がありません。原則、全員が入学することができます。なので、入試難易度は低いですが、卒業難易度はそこそこ高いです。1年次入学で4年で卒業できる人は10%以内であると言われています。社会人が多いため、目的が純粋な自己啓発であることが多く、卒業して学位をもらって就職活動に役立てて・・・というモチベーションは働かないのでしょう。

自己啓発ができる

大学は勉強するところです。放送大学には年配の方々も多く、真剣に自己啓発をしている人が多いです。モチベーションも高く、講義では質問が飛び交っています。周囲の方々を見ていると、自分のモチベーション向上にも役立ちます。学べる科目も多岐に渡ります。英語を勉強し直したい人、歴史を深掘りしたい人、情報処理のスキルを身に付けたい人・・・など、学びの目的はさまざまです。純粋に勉強をして教養を身に付けたい人には絶好の機会だといえるでしょう。

人脈をつくることができる

放送大学に通学している人のバックグラウンンドは多様性に富んでいます。公認会計士、社会保険労務士、事業会社の社長、疲れたサラリーマン、フリーター、専業主婦・・・等々。クラブ活動などの野外活動も活性化しているので、趣味の合う人たちでひとつのコミュニティを形成することができます。よく見かけたのは、英会話サークルや囲碁サークル、お城の調査サークルなどです。時間の都合もあり、私はうまく活用することができませんでしたが、うまく活用すると、最高の人脈を形成することができると思います。

学生割引の特典がある

学生割引の代表的なものは携帯電話料金の割引です。一時期までは、私も学生として基本料金を割引することができていました。ところが、携帯電話やスマホ業界は時が経つのが早く、制度がめまぐるしく変化し、いつの間にか、アンダー25(つまり25歳以下の学生)のみが学生割引の対象に変更されていました。私は3年間だけでしたが、携帯電話の学生割引を有効活用することができました。

また、現在、利用できる学生割引といえば、各種施設における入場料の割引を挙げることができます。博物館や遊園地、スーパー銭湯などの各種施設で学生証を提示することで、入場料を安くすることができます。私の趣味のひとつに、スーパー銭湯巡りがあります。週末には、息子とふたり、もしくはひとりで温泉によく行きます。元湯、炭酸風呂、ジェット風呂、シルク風呂、電気風呂、壺湯を堪能し、風呂上がりに飲むりんご酢、コーヒー牛乳は格別です。(自動車で行くので、ビールが飲めないのはあしからず。)くつろぎのスペースで好きな本を読むのも至福の時間となります。血行がよくなり、頭の回転がよくなるからなのでしょうか。この時間を学生割引後の料金で楽しむことができると思ったら、学生の身分を維持したくなるのは当然です。

パソコンの購入も学生割引を活用することができます。私は90年代前半から、macを使っていましたが、Appleのホームページからパソコン本体やタブレットを購入するときには、いつも、教員・学生用のホームページを活用しています。本来は学術・研究目的のものだと思われますが、合法的に、私も学生に該当しているので、かなりの恩恵を受け続けています。該当する人にはおススメです。

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